適度のストレスは充実した老後の生活のための大切なエッセンス

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私は3年程前に63歳で退職し、現在は60歳になる妻と二人でのんびりとした日々を過ごしています。元々はサラリーマンという仕事がそれ程好きではなかった私は、在職中には毎日のように退職後の生活を夢に描いては妄想を脹らましていました。

そして、私は65歳を待たずして退職し、長年夢見てきた明日の出社を気にせずに夜更かしが出来、報告書の提出期限に煩わされることもなく、上司への年度目標未達成の最もらしい言い訳を考えなくてもいい、まるで天国のような生活に突入したのです。退職して最初の約1年間は、失業給付を受けるためのハローワーク通いや、サラリーマン時代には全く無頓着だった年金や健康保険といった社会保障、税金などについての理解のために多くの時間を費やしていました。

2年目以降からはようやく趣味だった自転車での遠出や、庭弄りに没頭出来るようになりました。しかしそうした生活も2年もするとマンネリ化してしまい、なにか満たされないものを感じるようになりました。退職前には考えもしなかった緊急事態です。そこで私はこの先の人生を如何にすれば充実したものに出来るかを考え、1つの結論に至りました。

現役時代にはこのような虚しさを感じることがなかったことに、この問題を解決するためのヒントがありました。確かに会社で仕事をしていた時分は、日々ストレスに晒されてはいましたが、虚しさといったような感覚に襲われるようなことはありませんでした。むしろ頻度こそ多くはありませんでしたが、時として達成感を覚えるようなことも記憶には残っています。

ストレスは人生に多少必要

そこで私が考えたことは、このストレスこそが充実した人生を送るためのエッセンスとして必要であり、心地よい日常を送るためには多少のストレスが不可欠なのだと結論したのです。そしてそのことを立証するために、私は日々の生活の中に目標を1つ設けてそれを実行することにしました。

その目標というのは、1ヶ月に1万円を稼ぐというものです。私は既に現役を退いており、老後のお金がないわけではないですが再就職するというものではなく、在宅で出来て過度の付加にならず、ようやく獲得した穏やかな日常生活を破綻してしまわないような方法を模索し、クラウドソーシングという方法に辿り着きました。

スタートした当初は月に数千円を稼ぐのが精一杯でしたが、半年もすると序々に1万円の目標に届くようになりました。大した額ではありませんが。目標を達成することに意味があり、そこで感じられるストレスが何とも心地よく、さらなる高見を目指す励みとなり、この感覚こそが充実感に繋がるのです。ダラダラと老後を過ごすのではなく、何か毎日の生活の中に目的意識を持ち、それを達成するためにはなすかと思っています。